こんにちは!
Kahoot!は海外では定番のICTツールです。
別の記事で、Kahoot!で実現できることや、登録方法(無料)をご紹介させていただきました。

今日はKahoot!の授業活用例でわたしが実際に活用している方法や考えられる活用法をお伝えしようと思います。
Kahoot!を授業の復習で活用

この活用方法が一番メジャーなやり方だと思います。
授業の導入部で前回の復習を行うパターンと、授業の後半で授業の理解度を試すパターンが考えられます。
小テストを毎回実施するのに似ていますが、慣れれば小テストを実施するよりはるかに時間短縮ができます。
小テストとKahoot!を比較した時のKahoot!のメリット
- 慣れれば5分以内で終わる
- 生徒の解答がその場でわかるので、解説や復習内容のボリュームを持たせる必要がある箇所が一瞬でわかる
- 小テストより生徒の精神的苦痛が少ない
- 全員に結果が分かるので、競争心を煽れる
- テストだと問題配布、採点時間、結果の集計に時間がかかるがKahoot!はその時間がない
- 単元の途中でも実施しやすい
Kahoot!に生徒が慣れるまでには2,3回実施すれば十分です。
私はなるべくKahoot!のログイン等で時間を取るのは嫌なので、いくつか工夫をしています。
ですので、以下のようにしています。
Kahoot!をスムーズに進めるための工夫
文字で書くと、結構ハードなことやってるように見えますが、慣れれば意外と簡単です。
評価について
Kahoot!は問題が終わったら最後にランキングが出ます。
1位から3位までに入れば平常点としてカウントしています。
1位が3点、2位が2点、3位が1点です。
他は加点がないのでかわいそうですが、意外と結果はバラつきますので特に生徒は不満を漏らしません。
運の要素も大きいですが。
Kahoot!を始めてから感じるメリット
Kahoot!を授業導入部に実施するようにしてから、感じるメリットを挙げておきます。
授業の始まりからトップスピードで集中してくれるようになった。
授業開始とほぼ同時に始めるので、いきなり授業モードにいやでも入ってくれます。
ランキングを表示して栄光を称えた後、すぐに解説に入るので嫌でも集中せざるを得ません。
ですから、授業準備も休み時間の間にできるようになりました。
全員が授業に参加できるようになった。
回答権が全員にあるので、皆前向きに取り組んでくれます。
回答中に生徒の様子がわかる
生徒は教師そっちのけで集中します。
集中していない生徒は何かしら問題を抱えていることが多いです。
体調が悪い、やる気がないなどを早期発見することができます。
授業後に声かけをすると、その原因がわかることがよくあります。
クラス全員に目を配るという観点からは非常に有効な手段だと思っています。
Kahoot!では実現しづらいこと
逆にKahoot!で実現しづらいこともあります。
小テストの点数を全部記録して評価に加えたい人
これはKahoot!ではしんどいです。
というか、そもそもこの目的でテストを実施するなら、ペーパーでやるか、WEBテストを実施するかの方がいいと思います。
私は生徒をあまり苦しめたくはないので、テストらしいテストはなるべくやらないようにはしていますが、もしやるならWEBテストにします。
紙でもICTでもどちらでもできることは基本ICTを使うようにしていますよ。
全員の到達度を確認すること
これは難しいです。ランキングが全員分見れませんので。
また、回答スピードもKahoot!の得点に関わってきますので、到達度をはかることはできません。
あくまでも目安ですし、そもそもKahoot!をやる目的とは違います。
いかがでしたでしょうか。
想像の範囲内のことが多かったかもしれません。
また別の機会にKahootの他の活用方法について記事を書きたいと思います。
参考になれば幸いです。