受験

センター地理Bで確実に8割突破する勉強法 2020センター結果出ました。

この記事をみてくださっている人は地理Bを指導する教員の方か、もしくは地理Bでセンター試験を受験する予定だが伸び悩んでいる生徒さんのどちらかが多いと思います。

地理はセンターの日本史や世界史とは異なり、思考力とデータ分析力がある人でないと高得点を取るのは難しいです。

ここでは、生徒に熱心に指導しているが、センターまたは共通テ模試で成績が取れずどう指導していいかわからない教員や、センター試験の勉強を必死でしているが、または受験で必要だが勉強の仕方がわからない生徒の皆さんにとって、確実に成果を出すことができる方法をお話できればと思います。

この記事を読めば生徒はどこまで成績を伸ばせるのか

実績ですが、センター模試で高3の11月模試まで得点率が40%台だった生徒が、本番で83%を獲得することができました。

この生徒は元々賢かったんだろうとか、マンツーマン指導が徹底的にされたんだろうとかそういう風に思われるかもしれませんが、そうではありません。

 教員としての感覚の部分になりますが、この生徒はいわゆる真面目な生徒で頭は硬く、教師の言われたことしかできず、思考力や判断力に大変とぼしい生徒でした。親が厳しく、親のいう通りに生きてきたのでこういう子に育ったんだろうなというのは保護者を見てもよく感じます。

 しかし、なぜこのような生徒が目標の8割を取得できたか(正直9割は能力的に難しいかなぁと考えていましたがその通りになりましたが)ですが、これは真面目であることと私のいうことをしっかり理解して勉強してくれたのが大きな要因だったと思います。ただ、これは私のおかげというのではなく、地理Bで8割を越えるためにこの勉強をすればいいという事実を本人に伝え、それを論理的に本人が理解し、学習したので成果が出たのだと思っています。

 私は生徒にあれやこれやアドバイスしますが最後に必ずいうのが、「あくまでもこれは1つの方法であって、納得できないなら他の勉強の仕方をしても私は一切怒らないから自分で考えて決断しなさい。」です。

地理Bの勉強法

 前置きが長くなりましたが、勉強法について話して行きたいと思います。

ありきたりではありますが、大まかな流れはこれです。

インプット→アウトプット→振り返り→インプット→アウトプット・・・

これが最も遠回りであり、最も近道です。

教師も生徒もこれは知っていると思いますが、成績が悪い生徒や生徒に成績をとらせてあげれれない教師はこのことが頭に入っていません。

よくいませんか?模試で成績が取れない生徒に点数が取れない悩みを相談された時に、教科書の勉強を読みなさい!とか、問題を多くときなさい!とか、模試のやり直しをしなさい!とかいう教師。

 これは間違いではないのですが、その生徒の勉強法をしっかり把握し、インプットが足りないのか、アウトプットが足りないのか、振り返りが足りないのかをきちんと気づかせてやるべきなのです。

 真面目な生徒にありがちなのが、とにかくインプットに終始する。これです。

 高得点を取ることが目的ではなく、地理の内容を全てインプットすることに目標が切り替わっているので、目標とは違う方向に進んでいることに気づかないのです。

インプットについて

まずはインプットです。

STEPは2つあります。

STEP1 地理用語の定着

STEP1は基礎中の基礎の定着です。以下の参考書を使ってとにかく熟読してください。

ノートのまとめをする人がいますが、しなくていいです。無駄です。参考書にすでに綺麗にまとめてありますからね。とにかく読んで理解することが大切です。この参考書は、地理を勉強したことがない人でもゼロから読み進めて行くことができる参考書です。これで基礎を固めます。特に地理が苦手だなと考えている人は最低2回は熟読してください。

STEP2 基礎力と若干の応用力

以下の2冊の参考書を使って基礎力をさらに定着させていきます。塾講師の授業を文字に起こしている参考書なので大変読みやすいです。

これは私が高校生の時にも愛用しました。STEP1の参考書よりも一歩先に進んだ内容で、基礎力とその知識の活用力、応用力を鍛えます。これも最低2回は熟読するのがいいでしょう。

あと気をつけて欲しいのが、

理解できなかったところや理解が曖昧だというところはチェックして置いてください。1回目でチェックし、2回目以降はそのチェックした箇所を入念に熟読していきます。それでもわからない場合は、STEP1の参考書に戻ったり、教科書を活用したりググったりして、自分で理解を深めていきます。もちろん教師に訪ねるのもありです。

アウトプットについて

アウトプットはやったらやった分だけ成果が出ます。アウトプットのSTEPは大きく分けて2つです。

STEP3 マーク式基礎問題集で解き方を学ぶ

STEP3はマーク式の基礎問題集を活用します。

センターの問題形式に慣れることと、センター試験の問題より若干難易度が下がりますので、アウトプットのウォーミングアップにはもってこいです。単元ごとに問題を解いていくことで、地理Bの単元構成がどうなっているのかを理解していくこともにも役立ちます。この単元構成を理解することはとても大事で、実践問題集や、模試を解いた後に間違った箇所の復習・振り返りをした際に、自分の知識や考え方が、どの単元の学習が不足しているかを理解するのに必要な力になります。間違えたところはノートにまとめておくといいでしょう。

「弱点ノート」は自分だけの最高の参考書

「弱点ノート」を作っておくのは非常に効果的です。自分が苦手なところや理解が足りないところだけをまとめたものになりますので、模試の前やセンター試験本番直前に確認するだけで、短時間で弱点補強ができる自分だけのオリジナル参考書になります。

STEP4 模試の過去問で得点力をあげる

STEP4は河合塾や駿台の模試の過去問を手に入れられる限り解きましょう。これが実践力を最もあげることのできる勉強です。

今までは基本インプットが中心でしたが、実際のセンター試験ではどんな問題が出るのか。またどんな考え方をし、どんなところに気をつければいいのかが頭だけでなく身体でもわかるようになってきます。あとは問われやすいポイントなども自然と頭に入るようになるのです。

よく、模試の問題を解いて、解答を見たら、「なんだ、こんな簡単なことだったのに、なんで自分は間違えてしまったんだろう。」ってことがあると思います。これは明らかに、インプットは十分ですがアウトプットが明らかに足りていない証拠でもあります。つまり、知識は持っているが、解法がわかっていないというやつなんです。

スポーツなどに例えるとよくわかるかと思います。

野球をする時に皆さんは何を使いますか?バット、グローブ、ユニフォーム、ホーベース、球場などを使うと思います。ですが、これだけで野球ができますか?これらの道具を使って、野球のルールを学び、かつバッティングフォームやピッチングフォームを学び、さらには変化球の投げ方も学びますよね?そして、それを何度も何度も繰り返すことで頭で覚え、身体で覚えることで初めて優秀な選手に育っていくはずです。スポーツでは皆それが当たりま絵にわかっているのに、勉強になるとそれが途端にできなくなります。不思議なものです。

ですのでこの実践問題集を解くことは野球に例えると、バットやグローブを持った状態で、ルールも頭に入れ、練習をした上で、公式戦に望んでいると言えばわかりやすいでしょうか。

また、試合が終わったあとはどうしますか?監督を囲んでチームで反省会をしますよね?ああだこうだ言いながらまずかったところを見つめ直して、次の課題を立てます。勉強も同じです。できなかったところを見つめ直して改善することで、成績が上がるのです。理屈としては非常に簡単なのに、これができないので成績が上がらないのです。

ですから、実践問題集を解いたら必ず解説を熟読して、できなかったことを振り返ります。そしてそれを「弱点ノート」に記入しておくといいでしょう。面白いように成績が向上します。

センター地理Bで成績を確実にあげる方法まとめ

(1)インプット

山岡の地理B教室 PARTI (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)を最低2回熟読

[センター試験]瀬川聡 地理B講義の実況中継 (1)系統地理編 (センター試験実況中継シリーズ)を最低2回熟読(1回目で不安な箇所をマーク)

[センター試験]瀬川聡 地理B講義の実況中継 (2)地誌編 (センター試験実況中継シリーズ)を最低2回熟読(上記と同じやり方で)

(2)アウトプット

マーク式基礎問題集地理B (河合塾シリーズ)で解法の基礎を身に着ける

マーク式総合問題集地理B 2020 (河合塾シリーズ)大学入試センター試験実戦問題集地理B (大学入試完全対策シリーズ)などを使用して、センターでの得点力を身に着ける

(3)振り返り

①「弱点ノート」を作成し、自己採点をしては解説熟読&記録をとる

②弱点を発見したら再び苦手なところをインプット

教師は何をすればいいのか

教師は教えることが仕事だと思いがちですが私はそうではないと考えています。

教師をしている目的はなんなんなのか今一度見つめ直すことが大切だと私は思っています。

自分の授業を静かに聞かせることですか?それとも生徒を自分の好きなようにコントロールすることですか?

私は違うと思います。

生徒が自分の希望する進路を実現するためであったり、将来を生き抜いていく力を身につけさせることなのではないでしょうか。

ですから、教える必要はありません。導くのです。

地理Bの成績がアップするように、上のプロセスをしっかり踏んでいるかを確認してやるだけでいいのです。

私は生徒と、いつまでに何をやってくるのか。あとはやってきた課題を私はさらっと見てやって褒めてやるか叱るかのどちらかをするだけです。

質問もほとんどしてきません。でも生徒は結果を出しますし、私も教師としての結果を出すことができます。

面白い授業も大切です。

知識が豊富ですごい先生だと尊敬されることも大切です。

ですが一番大切なのは、生徒たちの未来が明るくなることです。

それを決して忘れずに教師をしないといけないなと思っています。

記事が参考になれば幸いです。

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