こんにちは!
今日はICT教育活用で大活躍してくれる、グリーンスクリーンを紹介します。
「アプリを使わせるのにマンネリ化しているので、何か新しく面白いことをさせたい」
とか
「これは凄い!と言われるような成果物を作らせたい」
と思っている方にはとても役立つ機材です。
このグリーンスクリーンでできることは以下です。
合成動画を作るための素材動画を作ることができる
ということです。
このグリーンスクリーンが有れば、
「生徒が背景動画や画像を元に、解説している動画」
を作ることができます。
動画作成は近年いろんな学校で推進され始めていますが、成果物として残り、学校行事などで保護者や外部の方にもみていただくことができるというメリットがあります。
ただ、このグリーンスクリーンですが、いいものを選ばないと動画の品質が落ちてしまいます。
いいものと言っても、金額が高いものではなくて、生地にポイントがあります。
シワなどが取れないような生地のものを使ってしまうと、背景画像にシワが残ってしまうということがあります。
せっかくならクオリティの高いものを作らせたいですので、選択を間違えないようにしていただけたらと思います。
グリーンスクリーンを使った動画作成に必要なものは?
- iPadとiMovie
- グリーンスクリーン
これだけです。
iPadのiOSとiMovieは最新にアップデートしておいてください。
合成動画がうまく作れない原因はほとんど旧バージョンを使っていることが原因です。
グリーンスクリーンに関して
グリーンスクリーンは大きすぎても小さすぎても困ります。
また、生地によっては満足のいく合成動画が作れないことがありますので注意してください。
グリーンスクリーンを比較購入してみた。
本校では2つのグリーンスクリーンを比較購入してみました。
一つ目はこちらのグリーンスクリーン(グリーンバック)です。
かなり大きいのですが、シワがなかなか取れませんでした。
画像を見ていただくとわかりやすいですが、シワの部分が緑色ではなく、黒と認識されたのか、背景画像にシワが残ってしまっています。

生地は軽くてザラザラしているものです。
このグリーンバックはペーパー製です。

ただ、照明等バッチリ使うので有れば問題ないかもしれません。
ですが、学校でやる場合はおそらく自然光を使うでしょうからうまくいかないかもしれません。
綺麗にできたのはこちらのグリーンスクリーンです。
光沢があり綺麗に動画が撮影できます。

アイロンも不要でした。
きめ細かい素材です。
サイズは少し小さいですが、撮影対象が1人でしたら全く問題はありません。
グリーンスクリーンを綺麗に背景にするには
また、グリーンスクリーンを使うときに困るのが、どこに吊るすかという問題です。
スクリーンだけ購入してしまうと、壁にガムテープなどで貼り付けなくてはなりませんので、壁紙が剥がれたり、毎回貼り直しをしたりして時間も大変ロスしてしまいます。
こういった問題を解決するためにスタンドも合わせて購入しておくと便利です。
グリーンスクリーンなどの幕を綺麗に背景にすることができます。

グリーンスクリーンの使用でちょっと困ること
グリーンスクリーンとスタンドの使用で毎回困ることをいくつか。
毎回片付けるのが面倒なので、どこか特定の教室に常設しておくことをお勧めします。
他には、iPadで動画を撮影するときは、グリーンスクリーンが画面一杯になるように撮影しないと、グリーンスクリーンがない場所は透過できません。
手ブレなどをしてしまうと、動画の隅がグリーンスクリーンからはみ出てしまい、残念な動画になってしまいます。
編集して切り出してもいいですが、それも面倒ですので、手振れをしないようにタブレットスタンドを合わせて使うと、手振れもせず、綺麗な動画が撮影できますのでおすすめです。
おすすめのタブレットスタンドは下にリンクを貼っておきますのでご覧ください。

以上となります。
合成動画を作成するメリットや学習効果については別の記事で書きたいと思いますのでそちらも参考にしていただけると嬉しいです。
記事が参考になれば幸いです。