ICT教育

【学校の新型コロナウイルス対策】ICT環境未整備の学校のICT遠隔授業を考える

こんにちは。

新型コロナウイルスが猛威をふるっています。

新年度が始まろうとしている、もしくは始まった学校が多いと思いますが、対策はどのようにされていますか?

さぶろう
さぶろう
うちの学校は遠隔授業実施を決定しました。

こればかりは正解はまだ見えないと言うところでしょう。

ICTを活用している私立の学校はここぞとばかりに、ZOOMやロイロノート などを駆使し、遠隔準備を進めていることと思います。

そう言った学校は、小さな問題がいくつかありながらも、なんとか遠隔授業にうつることができるでしょう。

困っているのはICTが未整備の学校

困ったのは、ICTが完全に未整備の学校です。

私のFacebookには公立中学校・高等学校の先生方から突然友達申請やメッセージがき始めました。

ICTつかっていないのでとても困っています。何かいいアイデアをいただけませんか?

とのメッセージがほとんどです。

正直自分の学校のことで手一杯ではあるんですが、なんとか力になれることはないかと思い、急遽記事を書いています。

遠隔授業はなんのために行うのか

まず考えるべきことは、なんのためにICTで遠隔授業をするのかと言うことです。

周りの学校を見ると、ZOOMやSkype、YoutubeLiveなどのオンライン会議が実現できるツールを使用しての遠隔授業対策が多いと思います。

でもちょっと遠隔授業をする目的とは私はずれているのかなと思っています。

このLive配信と言うスタイルはあくまでも教師が生徒に情報を一方的に伝えることが主な目的になってしまっているので、生徒にとって本当にいいことなのかと言われると私はあまりそうは思いません。

私は、生徒が自ら学び、基礎学力を向上させ、学校に当たり前に通えてたときのように、学ぶことができる環境を与えることが大事だと思っています。

別に、絶対に授業を見せなければいけない訳ではないんですよね。

授業をしたいのはあくまでも教員側のエゴであって、生徒側はそんなに授業を受けたいとは思っていないんじゃないでしょうか?

頼斗くん
頼斗くん
そのとーり!

生徒は学校にいかなくてもいいのでは?と思い始めている。

もちろん素晴らしい授業をされる先生方も多くいらっしゃるかと思いますが、もう生徒は気付き始めていると思うんです。

林檎さん
林檎さん
別に学校で授業受けなくても勉強はできる世の中ですよね?

と言うことです。

オンラインで授業の動画を配信して、生徒が1日中集中してその動画を見ますか?

さぶろう
さぶろう
私が生徒なら確実に見ません。

再生していてもボーッとしているか、こちら側の様子が伝わらないのであれば他にやりたいことをきっとやります。

いつも通り、授業を生徒に見せるのが正解だとは私は思いません。

それよりも、生徒が貴重な青春時代のわずかな時間を学ぶ時間に費やすことができる環境にしていくことが最も重要です。

教員は皆わかっています。

ただの休講措置だけでは、生徒は充実した時間を送ることができない。

だからなんとかしたい。

では、どうすればいいのか。

きちんと勉強しているか。

わからないことや疑問を解決するために助けてやれる状態にあるのか。

中学生、高校生として学ぶべき内容はなんなのか。

さぶろう
さぶろう
私は、遠隔で生徒をマネジメントすることが大切だと思っています。

ICT未整備の学校ですぐにできるICT遠隔授業例

では、私がICT環境が全く未整備の学校で、遠隔授業を実施しなければいけない状態になったときにどうするか、一つの提案をしたいと思います。

Google DriveであればGoogleのアカウントを作成すれば全て無料で実施できます。

欲を言えば、GoogleのG Suite for Educationと言うサービスがありますので、こちらに教育機関として登録すれば、大変便利です。

詳しい説明は今回は割愛しますが、学校でGoogleに登録することで、データの容量は無制限で使えますし、生徒のGoogleアカウントを無料で発行することができますので、生徒にアカウント配布が行えます。

しかしながら、登録から承認までに時間を要しますので、現在緊急事態の学校には向かないかもしれません。

Google Driveを活用するとどんなことができるのか。

なるべくわかりやすく説明したいと思います。

例えばですが、

「とある場所」に教員が課題を置いておいて、生徒にそこにいかせます。

そこで必要な課題を自分たちで見て持って帰り、家でその課題に取り組みます。

解いた課題は、課題がおいてあった場所に生徒が持っていきます。

生徒が課題を提出したら教員がそこにいって生徒の課題を持って帰ります。

添削をしたら、またそのとある場所に教員がいき、添削した課題と新たな課題をおいておきます。

また生徒がとある場所にいき、添削された課題と新たな課題を持って帰ります。

この繰り返しです。伝わりましたでしょうか。

この例えの中で言うと、「とある場所」は「Google Drive」です。

Google Driveにアクセスするためにはその場所にいかないといけませんが、いくためにはインターネットを通じてその場所にアクセスします。

そうすれば、学校に来なくても遠隔で課題に取り組ませることが可能です。

「いや、生徒がICT端末を持ってないので無理です」

と言う声が聞こえそうですが、大丈夫です。

さぶろう
さぶろう
簡単な解決方法があります。

ICT端末を持たせていない学校はどうするか。

生徒のスマホを使えば全て解決です。

スマホは小さくて見えないよと言う声も上がりそうですが、生徒自身が見えづらいと思ったら自分たちで工夫します。

iPadでやってみたり、PCを持ち出してくる生徒もいるでしょう。

課題はどうやってやるのか。

また、課題はどうやってやるの?

と言う声も聞こえそうですが、PDFで課題を生徒に出して、それにアプリなどで解答を書き込ませて、提出させれば問題ありません。

もしくはGoogle Formsを使ってWEBテストを作るのもありです。

※Google Formsについては以下の記事を参考にされてください。

Googleフォームを授業や保護者会で活用 授業中や、保護者会などで、データをリアルタイムで収集したい時がありますよね。 学校行事やイベントでも活用できる方法をご紹介します...

ですから、ICT環境未整備の学校で遠隔授業を実施するのであれば、以下のステップをふむ必要があります。

Google Driveで遠隔授業をする方法
  1. 教員がGoogleアカウントを作成する
  2. 生徒もGoogleアカウントを作成する
  3. 教師がGoogle Drive上で、生徒に共有するフォルダを作成する。
  4. 教師がそのフォルダにPDFなどで課題をいれる(提出期限などもわかるようにしておく)
  5. 生徒はアプリなどを使ってその課題に取り組むもしくはGoogle Formsなどで配信された問題や課題をといて、Google Drive上に提出する
  6. 教員はPDFに書き込みできるアプリなどを使ってその課題を添削し、Google Driveにデータを入れておく
  7. 以下繰り返し

この作業を行うだけでも、十分遠隔授業は実現できます。

しかも完全無料です。

Google Driveで遠隔授業のメリット・デメリット

いや、それだったら時間差で学校にこさせてプリント渡したらよくないか?

と言う反論もあるでしょう。

確かにそういう面もあります。

しかし、このGoogle Driveを使って課題提出と添削を行うことで、以下のメリットがあります。

  • 移動時間がないので、授業コマと同じ時間で課題を進めることができる。
  • 授業コマと同じ時間で課題を進められるので、単位数カウントも容易。
  • 学校に来させる際に公共交通機関などを利用しなくていいのでコロナウイルスに感染するリスクを最大限抑えられる。

生徒の健康や、ウイルスの蔓延を防ぐことができ、かつ学習に向かわせることができますし、慣れてしまえば、休講措置がさらに延期になって長期化したとしても安定して学習を進めることができます。

ICT機器を全く持ってない生徒はどうするか

スマホがないよと言う生徒は大変かもしれませんが、直接課題を取りに来てもらうか、少人数だったら学校にこさせてペーパーで取り組みをさせてもいいかもしれませんね。

いや、Google Driveでの学習方法を定着させるのが無理。だってもう休校にしちゃってるもの。

と言う場合は、無料の教育用SNSなどを使ってみるのも手です。

これはまた別の機会に紹介しようと思います。

Classiなどのサービスを利用している学校でしたら簡単に実現できる内容だと思いますのでチャレンジしてみてください。

記事が少しでも参考になれば幸いです。

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